特注 カバー

特注ステンレス製 カバー 水切り VE提案


ステンレス HL材 t-1.0ミリでステンレス製カバーを製作させて
頂きました。

今回はステンレスカバーや水切りなどのステンレスの曲げ方についての
VE提案になります。

上記の形までステンレスヘアライン材を
1枚の板から曲げを行いました。
この写真では違和感はありません。

側面部分の拡大写真になります。違和感がありますでしょうか?
HL目(ヘアラインの方向)が斜めになっております。

ステンレスカバーや水切りなどの小口フタのHL目方向は、
通常赤線や黄線に仕上げます。
そのため曲げ加工を行った後、緑色部分を溶接して仕上げ、
小口フタ前面を黄線や赤線に方向にHL目を研磨し直します。

写真のように幅が小さい場合は研磨し直しますが、
大きいフタになると1枚の板から小口のフタまで曲げずに小口に
切板を溶接して製作します。
その場合、黒線と緑線がすべて溶接となり歪の増加や加工費の
アップに繋がります。


そこで今回の製品に関してはHL目方向が黒線方向のままで、
緑線部分もビード残しの溶接、焼け取のみの仕上げとし
コストダウンに繋げさせて頂きました。

このように少しのHL目方向の違いによってもコストダウンすることが
可能です。
カバー等はどの部分までが見えるのか?
内側・外側 化粧は不要など、使用用途をお伺いすることで
色々なご提案をさせて頂くことが可能です。
 



製作数 3か所

大阪の特注建築金物・特殊金属部品
 株式会社 戸冨(ととみ トトミ totomi)

特注 ステンレス製 照明防護柵・カバー


ステンレス製の照明を守るための防護カバー製作させて頂きました。
 
某大学の歩道の脇に設置される照明器具を自転車など接触・破損から

守るために何か製作してくれませんか?とのご依頼から、右記防護柵

カバーを製作させて頂きました。
 
この製品の内側に照明が入り、歩道を照らすので開口は大きく

自転車など接触から照明器具を守るための強度も確保した形状を

提案させて頂きました。
 
今回の製作方法は、レーザーにてステンレス原板からドーナツ形状
プレートを切り出します。

もちろん、下段側は丸鋼が通る穴を開けておきます。

そのリング状のプレートを手など切らないように糸面取りを行い円形に
ヘアライン研磨をかけます。
 
研磨終了後からの溶接組立になります。

溶接を行うとステンレスが黒く酸化しますので溶接組立後に再度
焼け取・研磨を行って完成となります。
 
      
     ステンレス製照明器具防護柵・カバー  製作数 6か所
 


大阪の特注建築金物・特殊金属部品
 株式会社 戸冨(ととみ トトミ totomi)