特注 カバー

ステンレス製t-2.0 円錐カバー


ステンレス 2B材t-2.0ミリにて円錐形のカバーを
製作・施工させて頂きました。

直径996mmで勾配の高さが145mmの円錐形のカバーになります。

今回は真中での分割タイプになっています。


テントの頂上部分を覆うカバーになっているため、コーキングが切れて
水が侵入してもサイドに流れるように目地の下側に受けがある形状に
なっています。
 


今回のサイズではⒶの円錐部分に耳を着けたものまでを曲げて
(円錐の中心部分は耳の部分はカットして溶接にて固定)
Ⓑの垂直部分を溶接にて固定して製作しております。


Ⓑを裏から見ている拡大写真になります。

Ⓑ部はスリットを入れて曲げることによって溶接個所を少なく
しています。


施工前の写真になります。

テントの頂点部分にカバーを被せます。


カバーの下に水切りもありました。

少し解り辛いですがⒸの所にアングル材をロール加工して下地材として
取付けていきます。
 


取付完了の写真です。

無事、綺麗に納まりました。


ステンレス製 円錐カバー 製作数 1か所


大阪の特注建築金物・特殊金属部品  
 株式会社 戸冨(ととみ トトミ totomi)
 
 

特注ステンレス製 配管カバー


壁から出でいる配管を隠して欲しいとの施主様からのご依頼で
急遽、製作する事になりました。

角はRにして欲しいとのことで50Rにて面を取っています。

壁と同じ色にアクリル焼付にて塗装を施してあります。


価格的にはRを取れば高価なカバーになります。

用途や予算に応じて形状や材質をご提案させて頂いております。
内部はステンレスなので塗装などは施しておりません。

溶接を施した部分は黒くなっております。

稀に予算がないので溶接したままで大丈夫です。とお話を頂くのですが
溶接個所の裏側は上記の写真のように焼けていますし、
表側も溶接ビートが残った状態になります。

ちなみに今回の配管カバーの注文書になります。

このようなマンガ絵を頂ければ使用個所・用途・取付方法などを
お伺いして製作する事は問題ありません。

是非、マンガ絵でのご注文お待ちしております。


特注配管カバー製作数 1個


大阪の特注建築金物・特殊金属部品
 株式会社 戸冨(ととみ トトミ totomi)
 

特注ステンレス製カバー t-1.5ミリ


ステンレス2B材 t-1.5㎜にて機械用のカバーを製作させて頂きました。

このカバーは珍しくない形状で正面部分と側面部材を分けて曲げを
行い溶接によって一体型にしてあります。

今までは戸冨(ととみ)ではこのようなカバーを製作するときは
アルゴン溶接(ティグ溶接)を用いて製作しておりましたが、
今回のカバーは新しく導入しましたYAGレーザー溶接機を用いて
製作を行いました。

アルゴン溶接に比べてビードが小さく、
溶接の熱による歪がかなり少なくなっております。

この写真のカバーは焼け取りを行っていますが、
アルゴン溶接と比べるとビードも大変綺麗に溶接出来ております。

この写真はHL材にYAGレーザー溶接を行った写真になります。

サイズの比較のために爪楊枝を置いておりますが、ビードが小さく
熱の入る部分が少ないため、歪はかなり少なくなっております。

カバー内側の写真になっております。

少し焼けが出ていますが今回カバーの内側は見えなくなりますので、
このまま出荷させて頂きました。

このような2B材のステンレスカバー製作を製作する場合の注意点
ですが溶接組立後、塗装して使用する場合と2B材の仕上げのままで
使用する場合によって化粧面に対する扱いが大きく違ってきます。

戸冨(ととみ)では2B材の注文を頂いた場合、
片面養生テープ張りの材料を切断、曲げ加工を行い、
溶接箇所部分のテープのみを除去して溶接加工を行います。

2B材をそのままで使用される場合はテープを除去した段階から
傷をつけないように注意をして作業を行いますが

どうしても細かい傷が入ることがありますし、右記の写真をよく見て
頂くと側面の溶接個所の下側にうっすらとラインが入っています。

これは加工中の養生テープの境目に出来てしまうラインになります。

このラインは電解研磨などを施すと除去できることもありますが
コスト高になってしまいます。

塗装を施す場合は細かい取り扱い傷やこのラインは塗装で見えなくなります。


製作数 2個


大阪の特注建築金物・特殊金属部品
 株式会社 戸冨(ととみ トトミ totomi)
 

特注 ステンレス製 R型カバー


ステンレス HL材 t-1.5ミリでステンレス製カバーを
製作させて頂きました。

今回のステンレスカバーはアール型(R型)になります。

直径160mm高さが54mmの小さなカバーになります。
中心と少し離れた場所に穴が2所空いております。

このようなRカバーは円形に切り抜いたプレートと、長方形に
カットした板にロール加工を施し溶接して一体型にします。

内側からの写真になります。

黄色の所が側面の板をつないだ箇所になり、
赤色が側板と円形のプレートを溶接した場所になります。

R型のカバーの場合は曲げて形を作ることが出来ない為
すべて溶接加工によっての製作となります。
(ちなみに数が沢山ある既製品のカバーなどはプレスで製作したり、
へら絞りで製作することが多いです。)

R型製品の場合、仕上げのHL目の方向によって製作の方法を考えないといけません。

今回のカバーのようにサイズがそれほど大きくない場合は
水色の円のようにHL目がある方が綺麗ですし、価格も大きな違いはありません。

しかし、直径が600mm以上などと大きくなってくると、
円形にHLを立てるのが困難になり黄色のようなHL目にした方が
安価になりますし、アクリル焼付などを行う方が綺麗なカバーに仕上がります。



特注Rカバー製作数 5個


大阪の特注建築金物・特殊金属部品
 株式会社 戸冨(ととみ トトミ totomi)