特注 軒樋 竪樋 集水桝
特注 ステンレス製 樋

ステンレス HLの丸パイプを使用して樋を製作させて頂きました。
設の塩ビの竪樋2本を1つに受けて新設の塩ビの竪樋につなぐための変形の接続樋になります。
接続を行える高さなどに制限があり既製品では対応できないため戸冨(ととみ)にて特注製作させて頂きました。

右記の部分は緩い角度のエルボーと変形のT字菅の一体型となっています。
既設部分の並列に並んだ樋を1か所で受けております。
ステンレス丸パイプφ114.3 t-2.0を使用しており丸パイプをレーザーにてカット、すり合わせを行い溶接を施しております。
丸パイプをこのような変形にカットするのにはレーザー加工が向いております。

そして新設の塩ビにつなぎこむ為、通常ではあまりありませんが小さい径(φ89.1 t-2.0)の丸パイプに接続しています。
右記の写真は径が小さくなっている箇所です。
水の流れがスムーズにいくように底面は同面にて溶接で一体化にしてあります。

底側の写真です。今回のステンレス製丸パイプ軒樋は
HL仕上げ+クリアー塗装になっておりますので
写真でもわかる様に大変艶があります。
HL仕上げ+クリアー塗装になっておりますので
写真でもわかる様に大変艶があります。
クリヤー塗装を行うと汚れなどが目立たなくなります。
特注ステンレス製 樋 接続管
丸パイプ使用 製作数 4本
丸パイプ使用 製作数 4本
大阪の特注建築金物・特注金属部品株式会社
戸冨(ととみ トトミ totomi)
台形型変形R樋

台形型変形R樋
野鳥をイメージした形のテント周辺に軒樋を製作・施工させて頂きました。

上空から見ると半円の形になっており、尚且つ鳥が羽ばたく形をイメージされたものなので
軒樋を設置する部分が上下に蛇行している形状でした。

さらに、軒樋の断面の形が写真のように単純な四角形でなく
変形した台形形状でした。
変形した台形形状でした。

製作は断面をすべてバラバラの板に展開をかけ
R(アール)の板に円錐のクセをつけるように曲げて
すべての角を溶接して1つの軒樋の形にしていきます。
R(アール)の板に円錐のクセをつけるように曲げて
すべての角を溶接して1つの軒樋の形にしていきます。

このように複雑な形状の場合は塗装工程に出す前に
原寸大の定規を製作して仮に組立を行い、溶接の歪や
製作ミス・製作誤差などの有無を調べます。
原寸大の定規を製作して仮に組立を行い、溶接の歪や
製作ミス・製作誤差などの有無を調べます。

今回はお客様の3DCADによっても寸法検査を行って頂き出荷・施工となりました。

現地鉄骨の精度など色々な心配がありましたが無事に綺麗に納まりました。
大阪の特注建築金物・特注金属部品株式会社
戸冨(ととみ トトミ totomi)