特注 ステンレス面台
特注 ステンレス製ライニング
![](./data/page109/1557463820/109 1-1A.jpg)
ステンレス HL材 t-1.5ミリでステンレス製の面台・ライニングを
製作させて頂きました。
ステンレスHL材なので完成した写真は白い養生テープがついています。
今回の面台・ライニングは非常に単純な形になっています。
ステンレス板材を折り返しのある箱曲げにして、溶接加工を行い
HL研磨して完成になります。
![](./data/page109/1557463832/109 1-1B.jpg)
ヘアライン材の折り返しのある箱曲げの写真になります。
隅部分はトメにして曲げるのが当社のやり方になります。
![](./data/page109/1557463844/109 1-1C.jpg)
さらに拡大した写真です。
ここで曲げるためのクリアランスをあまり大きくとると溶接作業が
難しくなり、少ないと曲げが綺麗に曲がらないという戦いがあります。
![](./data/page109/1557463855/109 1-1D.jpg)
溶接・研磨加工が終わった内側の完成写真です。
![](./data/page109/1557463868/109 1-1E.jpg)
表側の完成写真で、この後傷が着かないように白い養生テープを貼って
製作終了になります。
ステンレス製ライニング・面台の場合はいろいろな納まり方によって
端部の加工が変わってきます。
木製下地の上に貼るだけの場合、
板を曲げただけで終了の場合もあれば今回のような箱曲げの時も
ありますし、隅の部分をRアールにすることもあります。
コーナーをアールにするには直角と違って色々と加工手間が増えるので
価格が高くなる傾向にあります。
![](./data/page109/1557463892/109 1-1F.jpg)
ステンレスHL材カウンター コーナー部R加工の写真になります。
まず板を曲げるための切り欠きもこのような形にカットしないと
いけませんので、展開作業にも少しですが時間が掛かります。
そしてこのR部分にあったRの曲げ物や時には丸パイプをカットして
部品を製作します。
![](./data/page109/1557463881/109 1-1G.jpg)
今回の部品はアールに合わせて板材を曲げています。
![](./data/page109/1557463904/109 1-1H.jpg)
この部品を本体のRに合わせてカットして溶接加工を行います。
![](./data/page109/1557463921/109 1-1I.jpg)
溶接完了時の写真になります。
この溶接ビードをサンダーにて仕上げていきます。
![](./data/page109/1557463932/109 1-1J.jpg)
荒仕上の状態になります。
これをもう少し細かいサンダーで仕上げてHL研磨をして完成に
なります。
(完成の写真は気が付いた時には出荷されており、今回はありません)
このようにコーナー部がアールになることにより加工手間も部品も増
えるので価格が高くなります。
ステンレス製 面台・ライニング 製作枚数1か所
特注建築金物・特殊金属部品
株式会社 戸冨(ととみ トトミ totomi)