曲げ資料集

ステンレス シカル曲げ

ステンレス HL材のコの字曲げですが

当社ではシカル曲げ・角出しとも呼んでいる曲げ方です。



二本曲げ物が並んでいますが、よく見るとちょっと・・感じが違います。

曲がったところをよく見ると右側の曲げ物は 角がピンってなっていますね。

これが シカル曲げ 角出しです。

左が通常の曲げ断面で曲げのRは、5R程度になります。

細かいことですがこの差が必要な場合がたまにあります。

角パイプみたいにシャープに見せたいが、必要な寸法が規格にない場合などは

この曲げ方を使います。

なぜ 角が出て曲がるかといえば、曲げる前に板に

切りこみを入れてから曲げです。


アップの写真です


よく見るとコーナーの板厚のところが V字に切れ込みが入っています。

これが シカル曲げの秘密です。

だだ ステンレスとスチールはできますがアルミは強度が出ないためできません。

注意してください。


 

皿加工

皿加工



当社の皿穴加工の写真です。

材質はボンデ鋼鈑のt-1.6ミリに加工をしてあり、

皿ビスの頭のサイズはD6の皿加工になっています。




M4ビスD6の皿ビスの写真になります。

D=6.0ミリでT=1.4ミリになりますので、1.5ミリの以下の板に皿穴加工を施しても

皿ネジが出てくる可能性があります。

しかし、当社ではステンレスt-1.0ミリの板にも皿穴を施して出荷させて頂いており、

ドリルビスなどで下地に固定するとビス自体が沈むため問題ないことが多いです。

 

 

カラー板曲げと曲げ後の電解着色との比較

カラー板材の曲げ部分とアルミ生地材を曲げた後で、電解着色を施した場合の

曲げ部分の比較です。

下の写真は電解着色されたカラー板材を曲げた写真です。



右側の曲げ物は、曲げた部分が白く変色しています。これは曲げることによって

板が伸び着色されていない内部のアルミ色が見える為に白くなります。

左の写真は近似色スプレーで補修を行った物で、右側と比べると曲げ箇所が

目立たなくなっています。

取付部分が高い場所などではこの方法を取ることが多いです。(こちらの製品など)
 


次の写真はアルミ生地材の板を曲げてから、電解着色を行った物です。



曲げ部分も綺麗に着色されています。

曲げ後の電解着色での問題点は

曲げ加工後の形状やサイズなどによっては、着色の槽に入らないことがあり、

着色が出来ない場合があるのと、単純な形状でも着色時に製品を固定するために

製品に傷が付いてしまいます。



上記のように掴む為の傷が付いてしまいます。

今回製品は予め長く製品を製作しておき、電解着色後カットしてあります。

もう一点は加工時の注意ですが、

生地の板材の段階少しでも傷が入ってしますと補修のしようがないために

一からの再製作になってしまいます。

加工時の取り扱いにかなりの注意が必要となります。



これは裏側に付いた取り扱い傷で、今回の製品は裏側は見えないので養生なしで

作業を行ったのですり傷が付いていました。

もしこの傷が化粧側にあると再製作になってしまいます。

 

スチール深曲げ

ちょっとしたボンデ1.6の曲物です。

 

ただ少し細くて深い曲げ物なので、大きな金型がないと通常では、

なかなか曲げが困難な形状です。

今回は少しの妥協と工夫を駆使して曲げました。

底の部分を一旦W型に曲げて金型に干渉しないように曲げます。



そして一旦W型に曲げた底の部分を平らに曲げ直します。


底の部分を曲げ直している所です。




少しの妥協とは、真ん中に少し窪みが入ることです。


同じ事を行い曲げた配線カバーの拡大写真です。


この曲げ物に、アクリル焼付を施した写真が下のもので、角度替えてみると

筋が残っているのが解ります。



下地材・カーテンボックス・配線カバー・化粧にこだわりがない場合などには、

溶接箇所を少なくする有効な方法です。


この方法を用いて製作した集水桝/植木鉢をこちらで紹介しています。