アルミ型材 加工品

アルミ製 FB格子


アルミのFB(フラットバー)と角パイプを使用して格子を製作させて
頂きました。
 


各部分の拡大写真です。

FB交差箇所
 


端部

隅部分

フラットバーの組立には極力溶接を行わないようにして組立ています。

アルミFBに相じゃくりを施して接着材で固定しています。
(写真は調整時の物を使用しています)

交差部を溶接で固定するとビードが残るのと、溶接によって歪みが出る
可能性があり FBが真直ぐに通りません。

加工してはめ込みます。
(調整時の物を撮影していますので、傷がありますが製品には養生行う
ので傷はありません)

そして裏側で少しだけ溶接をして抜けないように固定してあります。

隅の部分も同じ要領でアルミフラットバーをトメにカットして裏側の
中央部分を少しだけ溶接をして固定してあります。
 


角パイプは今回溶接で四隅を固定しており、FBと角パイプの固定方法は
ビスで固定しています。

尚、この加工方法はアルミFBの場合のみでステンレスやスチールの場合は
同様の加工は困難です。


製作数 1か所


大阪の特注建築金物・特注金属部品株式会社
 戸冨(ととみ トトミ totomi)
 

 

アルミ製 アングル架台


アルミ製のアングル架台を製作させて頂きました。

アルミの生地のアングル30*30 t=3.0を使用して架台を製作しています。
 


何かに引っかけて使用されるためにアングルを四角や長穴形状に
切欠いてあります。

このアングル架台は実験の為の架台だそうで、このまま梱包して
出荷となります。

今回は塗装などの化粧などは考えていませんので、加工時の
取り扱い傷が入っていますが、使用用途などで化粧になる場合などは、
加工作業前に白い養生テープを貼り付けてから加工を行うため、傷は
つかないようになります。
 


右記の写真は溶接箇所をサンダーで仕上げたあとの写真となります。

今回この場所には、他の部材がアングル面に接着するために、溶接の
ビードを残さず、サンダーで削って仕上げました。

用途などによっては溶接のビードを残す場合やこの面以外の場所を
溶接するなど色々な加工の仕方があります。


アルミで架台を作る場合の問題点があります。

アルミの生地材での型材を使用しないと、溶接が出来ない事
表面にアルマイトやクリヤーなどがあると不純物があり接合しても弱く
なりますし、茶色く焦げてしまいます。
(折角の表面処理が駄目になってしまいます)

設計時に規格表などを調べるときに、生地(素地)の材料が有無を
確認しておかないと、思わぬ納期が必要になったりします。


製作数  5台

大阪の特注建築金物・特注金属部品株式会社
 戸冨(ととみ トトミ totomi)
 

アルミ型材 加工品 ②